貴戸理恵『「コミュ障」の社会学』

「コミュ障」の社会学

「コミュ障」の社会学

 

 

筆者は不登校についての研究が長く、その記述も多い。

学校問題についてはある程度はおさえているつもりだったが「不登校リスクの個人化」ということには気付いていなかった。

これは、「不登校の脱病理化」ということは社会に浸透してきているが、同時に不登校は構わないが、それで不利になったらそれは自己責任だということになりつつある、ということを指摘している。

 

生きづらさについても、本人が当事者として参加する当事者研究の場「づら研」での体験をもとに考察している。

生きづらさを抱える人は「語るべき自己」が無い・薄いという指摘には深く考え込んでしまった。

 

この本は次々回のテーマ本としたい

 

第2回「日本人のためのイスラム原論」(小室直樹)

 

日本人のためのイスラム原論

日本人のためのイスラム原論

 

 

 

最後になってこの参加者の方が大学で哲学専攻と知り、釈迦に説法という具合で恐縮しましたw

現代のジェンダーの観点からイスラムの教義を見た所感なども話にあがりました。

第1回「職業としての地下アイドル」(姫乃たま)

 

職業としての地下アイドル (朝日新書)

職業としての地下アイドル (朝日新書)

 

 

 

 地下アイドルに興味がある一般の方を想定していましたが、お二人ともガチ勢でした……

 いろいろな話を聞くことができて楽しかったです。

 

 翌週に初めてアイドルのライブに行き、ご当地アイドルのLinQのライブなども拝見しました

 舞台の上で活き活きと歌って踊る彼女たちは実際よりもすごく大きく見えましたね